Webサイトとは「つい、うっかりの存在論」である。

角谷HTML化計画

「むずかしく考えることはない」と、偉そうに葉巻を振りまわしながら、トレヴィラヌスはいった。「ガリラヤの太守がじつにみごとなサファイアを持っていることは、みんなが知っている。何者かがそれを盗むつもりで、間違ってここへ入ったんだ。ヤルモリンスキーが起きていたので、泥棒は殺さざるをえなかった。どうだね、これで?」
 「そのとおりかもしれません。しかし、おもしろくはないですね」と、レンロットは答えた。
J.L.ボルヘス『死とコンパス』(『伝奇集』収録)

2003-07-08(Tue) [長年日記]

■1 Spring j2ee framework

トップページに「AOP Functionality」とか「Hibernate」と書いてある。キ、キター?! と思ったのだが……

『Expert One-On-One J2Ee Design and Development』のフレームワークのコードがベースになっているとか。翻訳なうわさ話によれば現在第二稿とのこと。そう遠くないうちに翻訳も出るのか。内容的には面白そうである。目次にはアスペクトのアの字もないけど。

作業中とはいえチュートリアルが置いてあったので流し読みしてみたが、こちらにもまだAOPとかHibernateについての記述はない。Hibernateを使ったサンプルっぽいドキュメントはあるみたいだが(まだ読んでない)、AOPでconfiguration managementってのはドキュメントはないのかな。

実務で採用、ってのは少なくとも私の周囲では無いだろうが、J2EEでの設計をフルスクラッチで考える教材としては悪くないのかも。近頃は手っ取り早くStruts + Jakarta Commons にオマカセで、基礎体力がつかないままでいる分野もありがちだしなー。

Mission Statement

  • J2EEをもっと使いやすくしよう
  • Javaではチェックされる例外が使われすぎ。フレームワークは利用者、回復させられそうもない例外のキャッチを強制させるもんじゃない。」
  • テスタビリティを重視

といった方向性の打ち出しかたは興味深い。私はHibernateもAOPもまだまだ勉強不足だから急がないんだけど、今後も動向はウォッチしたい。

SQLExceptionをフレームワークの翻訳クラスを使ってRuntimeExceptionのサブクラスに変換しちゃうってのは反則のような気もするが、使いやすさという点からイイのかも。

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